経理を担当しておりまして、「振込」という動きが毎月複数回発生します。
かのあは、メインバンクを地方銀行、サブバンクをゆうちょ銀行という布陣で運営していました。
転職当初は、ATMまで振り込みに行く、という作業が存在しましたが、どう考えてもお金を振込ためだけにわざわざ銀行に行くのは労力が大きすぎる。
特にわたくしが働いている支笏湖にはゆうちょ銀行以外のATMが存在しないので、ゆうちょ銀行はいいのですが、ゆうちょ銀行にお金が足りない場は振込のために千歳市街の地方銀行まで行って振込、という大移動が必要な場面がありました。
また、経理を担当するようになって経費が非常に気になります。
すごくシンプルな話ですが売上-経費=利益と当たり前のことを、現実的に数字として向き合う毎日です。
お金のやり取りを銀行間で行うだけで手数料がポコポコ発生します。
一年間の合計で考えるとけっこう大きな金額です。
これからも振込をする機会はたくさんあるので、支払手数料は改善したいポイントとなります。
銀行一つでもやれる改善はいろいろとありそうなので、ネットバンキングの開設と振込手数料の安い銀行を洗い出しました!
家計簿やってる系男子として興奮しています!
もくじ
今回の内容
- 振込をネットバンキングで
- 手数料を比較してみると
- メインバンクはネット銀行に
振込をネットバンキングで
改善するべきポイント①は、振込作業がATMまたは窓口でないとできない、ということです。
この改善として、まずはもともと口座を保有していた地方銀行のネットバンキングを開設することにしました。
まずはメインバンクである地方銀行からです。
しかし、これが悪夢の始まりでした。
なんとネットバンキングを開設するために窓口までいって書類を提出する必要がありました。
頼む、オンラインでやらせてくれ・・・w
振込にわざわざ千歳市内まで行く労力を考えればゆくゆくは楽になる、そう信じて書類を作成し、地方銀行へいって手続きを行います。
書類を提出してからそこそこ時間がかかってネットバンキングが開設された旨の連絡はがきが届きます。
そしてそこからネットバンキングの登録を行ったのですが、手続きがあまりにも煩雑で、頭を抱えてしまいました。
数時間をかけてなんとか攻略し、続いて実際に振込作業を行います。
振込作業もとても面倒です。
セキュリティソフトをダウンロードするのですが、このセキュリティソフトが定期的にパソコンからいなくなります。
50%ぐらいの確率?で振込をするときに再度セキュリティソフトをダウンロードするところからスタートしなければなりません。
そして土日はインターネットバンキングがお休みで振込作業ができません(オンラインとは?w)。
残念ながら決して使い心地がいいとは言えませんが、わざわざ振込のために大移動をする必要性が無くなったのでそれでも大変満足していました。
加えて、地方銀行のネットバンキングに加えて、ゆうちょ銀行のネットバンキングの利用を開始しました。
ゆうちょ銀行は使い勝手がいいですね。
土日も振込可能です!
これでメインバンクとサブバンクのオンライン化が完了です。
地方銀行とゆうちょ銀行のそれぞれから、あまり意識しないで適当に振込作業を行っていました。
どちらかというと売上の入金が主に地方銀行になっていたので、地方銀行から振込を行うこと多かったです。
そんなある日、気が付いてしまいました。
ん、振込手数料高くね?
振込手数料を比較してみると
最初は振込手数料なんぞ気にもせず、『いや~ネットバンキングから振込と楽だな~』と思ってたのですが、経理として無駄な支出を削減するのも仕事だとハッと気が付きました。
この時点ではあまり詳しくわかっていませんでしたが、ネット銀行は振込手数料が安いという浅い知識を持っていたので早速ネット銀行にビジネス口座の開設を行いました。
僕がプライベートで愛用している楽天銀行のビジネス口座です。
楽天銀行はネット経由で申請し、書類が郵送され、返送して、書類が届いたら口座開設完了。
振込作業も至ってシンプル。
もちろん土日も振り込み可能です。
素晴らしすぎる(心からそう思える)
そして、メインバンクを楽天銀行に変更していきました。
銀行の整理整頓の記事はこちら ↓
#049 銀行口座の役割分担!出入金をキレイに整理整頓だ!記事を書いている今、改めて振込手数料がどうなっているかを調べてみたところ
当行(3万円以下) | 当行(3万円以上) | 他行 (3万円以下) | 他行(3万円以上) | |
地方銀行 | 110円 | 220円 | 385円 | 440円 |
ゆうちょ銀行 | 月5回無料(以降100円) | 月5回無料(以降100円) | 165円(5万円未満) | 165円 (5万円以上) |
楽天ビジネス | 52円 | 52円 | 150円 | 229円 |
といった結果になりました。
やはり地方銀行は高いですね。
2021年の10月1日に各銀行で料金の改定が行われまして大分情勢が変わりましたが、現時点ではどうやら他行宛で3万円以上の振込に関してはゆうちょ銀行が振込手数料が最安になっていますね。
その都度最安値の銀行で振込を行おうかとも思ったのですが、銀行の役割分担によってシンプルにするため、振込は基本的にゆうちょ銀行に集約することにしています。
例外としては海外振込の時だけは楽天銀行を利用しています。
楽天銀行ビジネス口座は振込手数料を下げるために開設しましたので、当初の思惑は外れましたが、なんにしても地方銀行からメインバンクを乗り換えを行うためには必要でした。
また、定期的に海外送金を行う機会があるので海外送金に関しては楽天銀行が最安だったので開設して正解でした!
今回の結果
支笏湖から千歳市街まで車で30分程度。
振込のために必要だった往復1時間の移動時間が消滅しました。
時間だけではなく、ついでにガソリン代の節約にも。
また、地方銀行とゆうちょ銀行の振込手数料の差額は、1件あたり数百円の経費節約になります。
年間何件振り込みを行っているかは把握できていませんが、年間数千円~1万円程度は経費削減できたのではないかと思います。
お金を振り込む、ただそれだけのことですが同じことをやって安くなるに越したことはありません。
非常に多くの時間とお金を浪費していました。
これがここから先ずっと振込手数料を削減できるとなると、ネットバンキングの開設は大きな成果となりました。
今回の学び
同じことをやるだけなのに手数料や料金が違うことはまだまだたくさんありそうです。
電話やネット回線、といったのは毎月支払いが発生するもので一度見直すと末永く経費削減につながりそうです。
経費削減もうれしいですが、何より時間を削減できたことが大きい。
人生、時間は限られているのでいかに楽して、時短で、効果があるか、そういったことを調べて取り入れるのが好きな性格なようで、日々楽しく改善しております。
一度変更したら効果が続いていくものは優先的に取り組みたいものですね