ウラカタ職員スズキがやってくる前にPOSレジを導入していたかのあ。
経理を担当している中でPOSレジの存在が大きな事に気が付くウラカタ職員スズキ。
エアレジとクラウド会計ソフトの連携をすることで生産性が爆上げすることとなった。
完全自動化を実現できているわけではないが、それでも8割方は自動化することができて大満足。
かのあにわたくしが転職したときから店舗のレジはPOSレジ（エアレジ）でした。
これまでPOSレジの存在自体は知っていましたが、今では絶対になくてはならない存在だと感じています。
通常のお会計のレジ作業もスムーズに行えますし、なによりクラウド会計ソフトとの連動がえげつないメリットです。
POSレジとクラウド会計ソフトを連携させることで、売上情報は自動でクラウド会計ソフトにどんどん抽出されていきます。
経理担当者として自動化ほどよだれを垂らしながら歓喜できるシステムはありません
なんせ単純にただ数字を入力する作業は誰も幸せにならない、何の生産性もない悲しい作業だからです。
そのすべてを機械システムがやってくれるとなると、その時間を使って別の仕事をどんどん推し進めていくことができます！
もうPOSレジからは逃げれない人生です、確実に。それほどのメリット
もくじ
今回の内容
- POSレジとは？
- POSレジを導入する
- エアレジを設定する
- エアレジとクラウド会計ソフトを連携させる
POSレジとは？
POSとはPoints of Salesの略で、直訳すると「販売時点情報管理」です。
販売時点で売上や在庫といった情報が管理され、いつどれだけの商品が売れたかを把握することができます。
お会計に加えて、各種データも収取できるので、非常に便利です。
抽出できる情報としては
- 日別売上
- 取引履歴
- 商品別売上
と基本的な情報はすべて抽出することが出来ます。
この会計どうなっているんだー？という場合はいつでも確認ができるので非常に便利です。
POSレジを導入する
POSレジにもいくつか種類がありますが、かのあで使っているのはリクルートの「エアレジ」です。 ↓
導入時はわたくしはかのあにいなかったので、「エアレジ」以外の情報を仕入れて比べたわけではありませんが、「エアレジ」はシンプルな使い心地でストレスや違和感は一切ありません。
エアレジは、
- iPadかiPhoneのアップル端末
- エアペイ（クレジットカードリーダー）
- レシートプリンター・キャッシュドロア
の3点セットです。
エアペイはクレジットカード決済のほかにIDやQuickpay、電子マネー決済に対応しています。
今の時代、感染対策の一環としてキャッシュレスはマストですよね。
レシートプリンター・キャッシュドロアはレシートと領収書を印刷し、お釣りを保管しておくものです。
そして、エアレジをクラウド会計ソフトと連携させることで、売上が自動で記録されていきます！
クラウド会計ソフトとの連携は全事業者が導入するべき案件です！
エアレジを設定する
エアレジで設定するべきメインは商品設定です。
設定するのは
- 商品名
- 税設定
- 価格
の3つです。
特に税設定は間違えないようにしたいですね。
かのあではテイクアウトカフェを行っており、軽減税率が適用される販売があります。
決算のためにポチポチとクラウド会計ソフトをいじくっていてテイクアウトカフェでの売上なのに消費税を10％にしている販売を見つけてしまいました！
幸い税込販売だったので価格自体に変動はなく、お客様にご迷惑をかけた案件ではありませんでした。
やるべきことは、クラウド会計ソフトに自動抽出されたデータを修正するだけです。
が、ほんのこれだけの出来事ですが、すべてのテイクアウトの売上を一つ一つ確認をして間違っていたものは修正。
そこそこたくさんの時間を費やした修正になりました。
最初の設定って大切ですね！
上記の設定以外に支払い方法や在庫管理なども行うことができます。
また、領収書印刷で但書のテンプレートを5つ設定することができることをこの記事を書きながら発見しました！
領収書との格闘の記事はこちら ↓
＃012 正しくスピーディーに発行！領収書マニュアルを作成して堂々とカンニングを！！
設定は至極カンタンで、ひとつづつ確実に設定していけばいいのでサクッと導入可能です！
エアレジの設定が終わり、販売がスタートすると同時にクラウド会計ソフトと連携させてしまいましょう！
エアレジとクラウド会計ソフトを連携させる
かのあではクラウド会計ソフトとして弥生会計を使っています！
弥生会計に関しての記事はこちら ↓
＃022 【絶対導入して！】小さな事業所の経理業務の強い味方！弥生会計を使い倒す！！
連携方法は
設定は以上で弥生会計を見てみると、売上データがすべて自動で入力されるようになります！
弥生会計には売り上げの情報がすべて入りますが、
- 現金 ○○円
- クレジットカード ○○円
- paypay ○○円
といった形でそれぞれの支払方法が、合算された情報として抽出されます。
| 現金 ○○円 | 売上 ○○円 |
| 借方合計 ○○円 | 貸方合計 ○○円 |
| クレジットカード 売掛金 ○○円 | 売上 ○○円 |
| 借方合計 ○○円 | 貸方合計 ○○円 |
合算されるので仕分けを細かく整理する必要があり
| 現金 ○○円 | 売上 ブルーカヌー □□円 |
| 売上（販売） △△円 | |
| 借方合計 ○○円 | 貸方合計 ○○円（□□+△△） |
| クレジットカード 売掛金 ○○円 | 売上 ブルーカヌー □□円 |
| 売上（販売） △△円 | |
| 借方合計 ○○円 | 貸方合計 ○○円（□□+△△） |
設定でここも自動化できそうだな～と感じつつ、いまいち設定方法を見つけることができていないので一つ一つ再仕訳をしています。
一切の手間いらずというわけではありませんが、8割方は自動入力のままでOKなので大変助かっています！！
- 売上管理の自動化
- タイムリーな売上情報の整理
今回の結果
経理担当としてお金の出入金を自動化は、これほど歓喜できることは他にありません。
なんせとてつもなく楽ちんですからね。
システムが勝手に働いてくれる。
1件1件を手入力していたと考えるとどれほど時間を奪われていたことか・・・。
自動入力された数字は確実に合っているのでわたくしの仕事は入力されたものを整理するだけです。
後は、レジ打ちを間違えないという気合ですねｗ
日頃からしっかりと仕分けをすることで毎月のお金の動きをデータをタイムリーに把握することができます。
今月の売上、今シーズンの総売上、昨年の売上、と比較をすることができ、また補助金などで売上高の情報が必要なった場合もすぐにデータを出すことができます。
そのために日々整理整頓を行うルーティーン作業を作る努力も行っています ↓
＃036 【もう嫌だ】毎日レシートと格闘中！経理処理のルーティーンを探せ！
転職当初から経理を担当し始めて、当初はひっちゃかめっちゃかだった各種の情報でしたが、一つ一つ整理して現状分析はタイムリーに行うことができるようになりました！
今回の学び
今の時代、新型コロナウィルスで明日がどうなるかはわからない毎日ですが、事実を把握していることで「さてどうしましょうね？」と冷静に判断をする材料がそろいます。
出入りするお金のスケールが家計簿とは比べ物にならないぐらい大きな規模ですが、原理原則は一緒です。
- 入ってくるお金
- 出ていくお金
シンプルにそれだけです。
一つ一つを頭で把握するのは現実的に大変ですが、システムの力を借りれば楽ちんです！
どんどん機械の力を借りて、人間にしかできない仕事をしていきましょう！
POSレジは絶対入れてクラウド会計ソフトと連携させましょう！
機械やシステムが大好きです！まだまだ導入できる余地ないか探してます！
