かのあでは支笏湖でのカヌーツアー以外に千歳川でのダウンリバープログラムも提供しています。
ダウンリバーっていいんですよね~川から陸を見るっていういつもと違う視点の変わり方はとてもワクワクします!
アウトドア事業者の宿命とでも言いますか、決済が一つ難しい問題だったりします。
支笏湖で行うツアーに関しては、お店でエアレジ決済が可能なので、各種クレジットカードが利用していただけます。
ダウンリバーの場合は、集合場所がかのあの店舗ではなく第一ウサクマイ橋にある駐車場からのスタートです。
となるとお会計は野外で行う必要があるんですね。
なので基本的には現地での現金決済一本だったので、HP予約では事前にクレジットカード決済をできるようにしたことで現地決済ではない選択肢を増やしました。
その時の奮闘記はこちら ↓
#016 オンライン予約でクレジットカード事前決済を可能に!当初は、お店での受付のバタバタ解消で取り入れた事前にクレジットカード決済ですが、お店以外での決済でも大活躍です!
しかし、それでも事前にクレジットカード決済を選択してくれる人は3~4割程度ですかね。
そんなある時、気が付いてしまいました。
「QR決済ってQRコードさえもっていけば外でも大丈夫じゃね?」と。
気が付きもしませんでした。
それに加えて、「やはりクレジットカード決済も外でできるようにしたい!」となんやかんや力技ですが野外でクレジットカード決済ができるように改善しました!
QRコード持っていけばいいんじゃね、とハッと気づいたときはアハ体験でしたね
もくじ
今回の内容
- QRコードを持ち歩く
- クレジットカード決済ができる機器をもう一つ手に入れる
QRコードを持ち歩く
かのあでは現金、クレジットカードの他に
- ペイペイ
- LINEペイ
- メルペイ
- 楽天ペイ
を使って決済することができます。
ほぼほぼ有名どころのQR決済は取り入れている盤石の体制です。
QRコードはお店にあるQRコードをお客様のスマホで読み込んでもらって、会計金額をお客様に入力してもらい決済する、QR決済が生まれた当初の取引の仕方で行っています。
そんなある日、気が付いたのです。
「QRコード自体を持ち歩けば、お店でなくても決済ができるのでは?」。
当たり前のようにQRコードでの決済をお店で行っていたのに全く気が付きませんでした。
QR決済は基本的にお客様がスマホさえ持っていれば決済が完了してしまうシステム。
別に場所に縛られる必要がありません。
そういえば中国だかで露店でQRコードを掲げて決済をしたり、ホームレスの人がQRコードを掲げて物乞いをしているニュースを見たことがあります。
なぜこういったことと自分の仕事がつながらないのか。
わりと転職して時間が経った秋口ぐらいに気が付きました。
サクッとQRコードを印刷して、ダウンリバーの時に使うお会計袋入れる。
そして、予約を受ける公式HPやOTAサイトにQR決済が可能だということを入力して終了です。
クレジットカード決済ができる機器をもう一つ手に入れる
かのあではお店のお会計はエアレジを利用しています。
エアレジに関する記事はこちら ↓
#010 【POSレジは冗談抜きに超便利!】クラウド会計ソフトと連動したら作業時間が大幅削減!POSレジはiOS端末とエアペイ(クレジットカードリーダー)、レシートプリンター・キャッシュドロアの3点セットですが最小単位で決済だけを考えるとレシートプリンター・キャッシュドロアは必要ありません。
領収書が必要だと言われたら手書きで但し書きに「クレジットカード利用」と「ツアー代金」と記入すればOKです。
領収書の書き方はこちら ↓
#012 正しくスピーディーに発行!領収書マニュアルを作成して堂々とカンニングを!!お店でのお会計の際には、クレジットカードを行ったらお客様控えが必ずレシートプリンターから出てきます。
なんの疑問も持たずに渡していたのですが、外でクレジットカード決済をしたらレシート渡せないじゃん、といまさらながら気づきました(機材は揃えましたがまだダウンリバーでクレジットカード決済を行っていません)。
不安になり今しがた調べてみたところ、どうやらクレジットカード決済で利用控えを渡すのは義務ではないようです。
それでもほしいとのご希望があればエアペイは電子レシートを送ることができるようです!
新時代!
電子レシートは信用ならないとのご希望があれば手書きで書けば問題なしです。
ただし、2回払いを超える分割払い・ボーナス払いの場合は、(紙もしくは電子上で)カード控えの発行が義務づけられているようですが、エアレジ自体が分割払いもボーナス払いも利用することができないので大丈夫ですね。
とりあえず電子レシートの発行方法を調べないと!
エアペイをもう一台ほしいなぁ~と思ってエアペイのHPをくまなく調べ、電話をして確認したら、どうやらもう一台いけそうとのことでした。
あまり細かいことは覚えていませんが、なんやかんやでiOS端末と エアペイ(クレジットカードリーダー)をお店とは別でもう一組手に入れることができました!
これでダウンリバーのスタート地点での決済でもクレジットカード決済が可能です!
詳細は全く忘れてしまったのですが、エアペイを2台体制にする、ということでかのあのアカウントを2つにしなければいけませんでした。
どうやら最初に設定したアカウントはお店の中だけの登録になっており、外部で決済することを前提に申請していなかったからです。
変更手続きでは無理なようで、もう一つアカウントを作るアナウンスがありました。
アカウント自体を作るのはそこまで大変ではありませんでしたがこういう手間もあるんですね。
あと当然もう一つのiOS端末にもエアペイのアプリを入れないといけません。
残念がらがまだダウンリバーでの外での決済の予定がなく、登場出番がまだなので設定をしていません。
めんどくさいなーと思いつつ、そのうち設定しようと思います。
今回の結果
ようやく初冬にエアペイをゲットできたので実際にはまだダウンリバーでクレジットカード決済が活躍していません。
どこまでクレジットカード決済が可能になることで販売促進につながるかは不明ですが、選択肢が多いほうがいいのは確実です。
お会計におけるスタッフの作業負担、お客様の現金を持ち歩く負担、お客様が現金をATMから下ろす負担、売上金をATMに振り込みに行く負担、すべてを軽減できるとしたらキャッシュレス決済は効果的です。
今回の学び
着実に体制は整いつつあります。
摩擦になっていそうな箇所を滑らかにしていく視点は仕事をしてく上で大切なのではないかと感じています。
予約をするときの摩擦。
会計をするときの摩擦。
このあたりのことはツアーの質とはまったく関係のない部分なのでわたくしの担当領域として摩擦0のツルンツルンを目指してしていきます。
機会損失を最小限にするべく、まだまだ改善の余地がありそうですね。
手続きや機材の確保、設定はそこそこめんどくさいですが、かのあがよりよくなるために一つずつ確実に攻略していきたいと思います!
幸運にも補助金の情報をゲットできたので多少金銭的負担が低減できました。
ラッキーでしたね!