残りの改善 19コ!

#033 値決めってどうしたらいいの?本6冊を読んで思考中!

本日の記事の概要

商売というものに真正面から向き合い始めたウラカタ職員スズキ。

値決めについて頭を悩ませることがしばしば発生し、ヒントを探すべく読書に明け暮れる。

理解ができたわけではないが、考えるべきヒントはたくさん見つけることができた。

さらに東京にお勉強に行った際に「プレミアムとラグジュアリー」の違いを知り驚愕する。

値決めという奥深い世界を全く理解できていないが、ようやくスタートラインに立った。

商売というものを一から勉強しています。

前職が公務員という税金で運営されている組織だったので基本的にイベントは無料で行う、または最低限の実費で行う、というのが普通でした。

お金をもらう、という行為を今までの人生でやってこなかったもので、かのあに来てからの最初はお会計すら抵抗感がありました。

無知でバタバタしていた記事はこちら ↓

#012 正しくスピーディーに発行!領収書マニュアルを作成して堂々とカンニングを!!

転職してから半年以上が経過し、お金のやり取りにも慣れ、また、ビジネスというものがどういったものか?ということを常に考えながら仕事をしています。

その中で今シーズン何度か直面した「値決め」。

新しいサービスや新しい商品を販売し始めるときに「値段どうする?」議論が勃発します。

毎回個人的には「まったくわからん、どうしたらいいんだ」と頭を悩ませました。

知らなければ学べばいい、と取り合えず情報収集をするために本を数冊購入し、勉強し始めました。

改善というほど取り入れていたり、実現していない段階ですが、値段について真剣に調べ、勉強している現状を整理していきたいと思います。

鈴木 悠太
鈴木 悠太

結構マジでわからない分野。コツコツ調べを進めています!

今回の内容

  • 商売の基本
  • 商売に関する本を6冊ほど読んでみた!
  • プレミアムとラグジュアリーってどう違うの?

商売の基本

できれば料金を安くたくさんの人にサービスを提供したい。

これが僕が持っていた最初の感覚です。

しかし、安くたくさんの人にサービスを提供、つまり薄利多売をするということ。

収益を得なければ継続して事業を運営することができないので、安くたくさんの人にサービスを提供したうえで組織としての収益を上げるとなればガイド事業で言えばツアー本数を多くする、ということになります。

そうなれば必然的にガイドスタッフは一日に3回、4回のツアーに出るのが当たり前となっていき、ガイドスタッフはどんどん疲弊していきます。

これでツアーの質を担保することができたり、お客様の満足度を上げたり、よりよい仕事をしていくことに費やす時間を確保することができるのか?

もちろんガイドスタッフを多くする、といった方法で改善できるかもしれませんが、かのあはそこまでの組織としての体力があるわけではありませんので現状ガイドスタッフを増員することは困難です。

正直、僕はガイドを行わないのでそのあたりの肌感覚はわかりませんが、ガイドスタッフもお客様も薄利多売の世界では幸せになれる未来がイメージできません。

となると考えるべきは、適正価格とニーズのバランスです。

要素としては

  • 利益
  • 売上
  • 原価
  • 客数
  • 客単価買上点数

といったものに加え、宿泊施設の価格帯やシーズンによる需要などの変数も絡んできます。

そのあたりの解像度を上げる必要もありそうですね。

さて、こういった現状ではどういう判断が正しいのか・・・全くわからないのでとりあえず本を読んで勉強です。

商売に関するの本を6冊ほど読んでみた!

昔から情報は基本的に書籍から得るようにしておりまして、まったくわからないのでとりあえず本を読もうといろいろと調べ、レビューがよさげな本を注文して読破しました。

①なんでその価格で売れちゃうの?

②個人事業主1年目の強化書

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③儲けのしくみ

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④#HOOKED

#HOOKED 消費者心理学者が解き明かす「つい、買ってしまった。」の裏にあるマーケティングの技術

⑤価格の心理学

⑥値付けの思考法

本を読んでいる中で「行動経済学」という学問に出会いました。

行動経済学は,経済学と心理学が融合した経済学の新領域であり,2002年にノーベル経済学賞を受賞した心理学者のカーネマンKahneman,D.,同じく心理学者のトベルスキーTversky,A.,そして経済学者のセイラーThaler,R.H.らによって創設された。行動経済学は,直感・感情に頼って判断・決定を行ない,ささいな情報に振り回される合理的とはいえない人びとが,どのような経済行動をし,その結果,市場で何が起こり,資源配分や所得分配,そして人びとの幸福や満足にどのような影響が及ぼされるのかを追究する。

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初めて触れる学問です。

その他にそれぞれの本の中で見つけた人間に心理として

  • アンカリング効果 →錨のように人の心がある数字に繋ぎとめられる現象
  • 現状維持バイアス →人間にとって選択は、ストレス。無意識のうちに現状を維持したいと考える心の偏り
  • 保有効果 →人は自分が所有しているものには、他人よりも高い価値を感じる
  • 極端の回避性 →選択肢が3つあると多くの人は真ん中を選ぶ
  • ジャム理論 →選択肢が多いのはストレス。24種類のジャムの売り場と6種類のジャムの売り場では6倍売れた

というものがありました。

さらにビジネスモデルの情報もゲットしまして

  • フリーミアム →無料版を広げ、有料版でお金を回収
  • サブスクリプションモデル →会員制で固定料金を取る
  • ダイナミックプライシング →価格をその場その場で上げ下げすることで売り上げを拡大
  • バンドリング →セット販売で安さを訴求し、売上を増やす
  • ブルーオーシャン戦略 →競争がない未開拓市場に進出
  • フロントエンド商品とバックエンド商品 →集客商品と収益商品
  • シェアリングエコノミー →所有から共有の時代へ
  • プレミアムとラグジュアリー →高価格と贅沢品は違う

といったものや、考えるべきこととしては

  • 顧客ロイヤルティ(お客様との絆)とブランド
  • 値ごろ感がある価格を決める →価値基準価格設定でいかに商品やサービスを作る
  • 価格区分の多様性

といった情報を収集しました。

情報で頭はパンパンです。

さらに情報収集を進めます!

プレミアムとラグジュアリーってどう違うの?

11月の末に、お勉強のために東京に行ってきました。

参加したイベントは世界で一番楽しい学校SA-CUSです! ↓

場所は日本武道館。

日本武道館には初めて行きましたが、とても大きかった(当たり前)です。

大きな会場で自分の指定席を間違えてあたふたする場面もw

イベントがスタートし、ワクワクするオープニングに圧倒されながら、ホリエモンさん、ローランドさん、オーンデーズの田中社長、そしてキングコング西野さんのプレゼンを聞きました。

すべてYouTubeにあります ↓

いい時代です。

復習が簡単にできますね。

この中でパンチが強すぎて完全ノックアウトしてしまったのがキングコング西野さんのプレゼンです ↓

ここでは意味がある/意味がない、価値がある/価値がない、を四象限で分け、プレミアムとラグジュアリーはどこにプロットされるか、そしてラグジュアリーに必要な要素を満たす数式の話です。

正直、理解の範疇を大幅に超えていて「どうしたらいいんだ・・・」と消化できませんね。

解像度を上げることができるかどうかは、知識と意識が大切です。

一気に見たい人はこちらの完全版を! ↓

もっともっと精進します!

ねらい
  • 情報を集め選択肢を浮き出させる
  • 最善の一手を探して思考する

今回の結果

さて、情報を集めてどうするか・・・まだ答えは全く出ていませんw

まず何より知ることと整理整頓からのスタートです。

無知では考える素材がなさすぎるので、本を読んで、動画を見てようやくスタートライン・・・にも立てているのかどうか微妙なところですがようやく考え始めることができる気がしてきています。

まったくもって考えはまとまっていませんが、なんだかいい感じです。

さてさて、かのあはどこに向かうのか・・・じっくりと考えていきたいと思います。

今回の学び

本を読んでどのように現実に落とし込むか、動画を見てどのように現実に落とし込むか、は長年の課題です。

情報を仕入れて満足している場合ではありません。

趣味的に毎日1~2時間は読書をする時間にあてているのですが、実験を思いつく素材集めとしては非常に大切だと考えています。

まだまだ自分の戦闘力が低いことを自覚しているので「何がはまるのか?どういう選択肢があるのか?」を考えながらこれからも探求していきたいです。

#033 値決めってどうしたらいいの?本6冊を読んで思考中!
難 易 度 値決めが商売とのことです
 (4)
費   用 無料
 (1)
おススメ度 逃げちゃだめだ、向き合おう
 (4)
鈴木 悠太
鈴木 悠太

ずーっと遊んでます。調べもの、考え事は終わらない遊びですね

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