かのあにきてから事務所の掃除をしています。
転職当初は何をしたらいいかもよくわからなかったというのもありますが、特段指示があってやっていたわけではなく、必要だと考えて行っていました。
それはやるべき仕事が山ほどある今でも同じ気持ちです。
掃除なんてやりたくないと思う人も多いかと思いますが、いろいろな情報収集をする中で経営者の方は率先してトイレ掃除をする話をいくつか聞きます。
もともと動物園で飼育員をしていたというのもありますが、自宅もそこそこキレイにしていますし、職場の掃除を作業として行うこと事態に抵抗感はありません。
お客様が事務所での滞在時間でいえばほんの少しだけかもしれません。
それでも事務所がキレイであることはトータルでツアーの質、延いてはかのあという存在に影響してくるのではないかと感じています。
改善ということではありませんが、当たり前のこととして、やはりお客様をお出迎えをするというのはこういった小さなことがスタートラインだと実感しながら半年を振り返ってみます。
個人的に仏教の本を読むこともあり、作務には論理ではない次元で人間の本質のようなものが詰まっているように感じています。
もくじ
今回の内容
- 当たり前だけど掃除をする
- バックヤードは放っておく
当たり前だけど掃除をする
小さな店舗です。
小さいので掃除をする場所自体もそこまで多くはありません。
- トイレ
- 更衣室
- 床掃除とその他
とりあえず重点的に掃除を行うのはトイレです。
トイレ
ツアーは一番短いものでも90分ありますので、準備の段階でトイレに立ち寄られる方は多いです。
多く利用されるからこそ一番汚れる場所かもしれません。
気を抜けばすぐに汚れてしまうので、気持ちに余裕があるとき(バッキバキに忙しいときはたまにやらないことがあるので反省せねばなりません)は毎日掃除しています。
便器を掃除するときに隙間で手が届かないところがあるので通称マツイ棒(古いw)を自作してピカピカを目指します。
便器ばかりに気を取られがちですが、窓枠の埃や手洗い場の水垢なども気にしながら全体的にピカピカを目指して掃除です!
更衣室
お客様用の更衣室があります。
そこまで利用される方が多いわけではありませんが、定期的に利用されるのでキレイにしておきたい場所です。
大人が一人で入るアパレル店の試着室程度の大きさなので乾燥室としてレンタル品を入れて除湿するのも更衣室で行うので荒れ果てることが多いです。
トイレの向かえにあるので、トイレに行くついでにチラ見して、荒れ果てていたら整理整頓をし掃除するようにしています。
床掃除とその他
床掃除は掃き掃除をしつつ、定期的にモップで水拭きをしています。
あとは雑貨の埃を落としたり、受付カウンターを拭いたり、できるだけキレイな状態が保たれるようにメンテナンスしていきます。
これで一通りは掃除終了です!
バックヤードは放っておく
さてさて、大問題が残されています。
前項はお客様が利用する場所に限定した掃除です。
少ないですがスタッフ用のバックヤードがあるのですが見るも無残な状況です。
最初に転職してきて衝撃だったのを今でも覚えています。
なにより物が多い!
むしろ多いを通り越してあふれている!
ミニマリストを自認するわたくしが来たからには放っておくことはできません。
まだ時間を確保することができていないので手を付けていませんが、近いうちにバックヤード大改革を敢行しようと目論んでおります。
今回の結果
個人的にちまちまやっていただけなので何かの成果が上がるようなものではありませんが、個人的にはなぜだか手ごたえを感じています。
そうだよね、お金をもらってサービスをする、ってことはこういう地道なことの積み重ねだよね、と腹落ちしました。
基本的にはガイドスタッフにはツアーに集中してもらいたいので、ツアーで使うアイテムをボンボンその辺に置いているのも疲れているだろうから仕方がないか、とセッセと片付けています。
だがしかし、キレイなお店やサービスは僕一人で作ることができるものなのか?
さぁ、スタッフみんなでオモテナシの心を持った接客をするためにはどうすればいいのだろうか?
まだまだ改善しがいがあるテーマなのかもしれない、と一人ニヤニヤしていますw
今回の学び
おそらくツアーの「値決め」にも関わってくるのではないかと感じています。
値決めに関して悩み勉強している記事はこちら ↓
#033 値決めってどうしたらいいの?本6冊を読んで思考中!今まであまり意識したことがなかったのですが、最近一流のサービスを自分自身が体験する必要があるのではないかと感じています。
プレミアムとラグジュアリーについて考えるときに、一流を知らないくせに妄想だけで体現していくことなんてできないんだろうなぁ、と思うので折を見て高級ホテルなのか、カウンターの高級寿司店なのか、飛行機のファーストクラスなのか、最高級の美容室なのか(現在坊主頭なので時間がかかりそうです)を体験しに行きたいと思います。
目指すべき本物を体感したからこそ初めて本物を目指すことができるでしょう。
わたくしは自然の中にカヌーでご案内することはできませんが、それ以外の部分で質の高い時間を作ることに注力していきたいと思います。
たかが掃除、されど掃除。なんだかサービスの本質に触れている気分です