年末が近づいてまいりました。
今年の春から今までやったことのない経理業務につくということで、簿記の勉強をし、見事簿記3級の試験に落ちたウラカタ職員スズキです。
マジで解けなかったもんなーw
ここ10回での試験の合格率は40~50%だったようですが、僕が受けた回が合格率が28.9%と圧倒的に難しい回に当たってしまいまったようです。
試験には落ちましたが、簿記の知識はなんとなくつかんだので資格はあきらめました。
あとはグーグル先生の力を借りながら経理業務を進めています。
と思っていたのですが、経理の処理がめんどくさいったらありゃしません。
一つ一つ仕分けをパソコンに手入力なんてやってられませんよ
いかに楽をして生きていくかを命題に日々過ごしているわたくしは、楽をする方法を血眼になって日夜調査し、経理の入力処理に関しても最善策を突き止めました。
現在、自動的に情報をまとめるシステムの構築作業はひと段落し、あとはコツコツ仕分けを整理していくだけです。
お金の記録なんぞ、真っ先に機械にお任せをして人間は楽をする分野です。
今回の主役は「弥生会計」という会計ソフト!
そして、弥生会計に各種のお金の出入りをするプレイヤーを紐づけていきます!
そうするとあら不思議、仕分けの入力作業が半自動化の完了です!
今回は小さな事業所でも確実に導入したい会計ソフトとその連携についての改善です!
今回のものは一刻も早く導入してください!一刻も早くです!マジで!
もくじ
今回の内容
- 弥生会計を契約する
- 弥生会計にPOSレジを連携する
- 弥生会計に銀行口座を連携する
- 弥生会計のスマート取引の弥生レシート
- 弥生会計にクレジットカードを連携する
弥生会計を契約する
まずはここから始めないと何も動き出しません。
会計ソフトは確実に導入しましょう!
かのあで利用しているのは弥生会計です。 ↓
こちらはわたくしが選んだわけではなく、かのあでもともと契約していたものなので転職当初から存在しました。
弥生会計は、クラウド会計ソフトシェアNo,1のようです。
ほかの会計ソフトを使ったことがないわたくしが、どの会計ソフトがいいか?なんてまったくもってわかりませんのでおススメするような立場にはありませんが、弥生会計は当然まったくもって過不足のない能力なのではないでしょうか。
それはシェアNO,1が物語っています。
弥生会計以外に有名なのは
- クラウド会計freee(フリー)
- マネーフォワードクラウド会計
といったところですね。
上記の2つはわたくしも耳にしたことがあるレベルなので弥生会計を含めたこの3つのどれかを使えばまったくもって問題がないでしょう。
会計ソフトのどれがいい、ということではなくとりあえずどれでもいいから会計ソフトは必ず導入しましょう、ということです。
会計ソフトにはクラウド型とインストール型があり、かのあは弥生会計のクラウド型を利用しています。
インストール型のほうが挙動がキビキビしているようですが、クラウド型は制度が変更になったら自動で更新してくれます。
莫大な量を入力したり複雑な会計処理を行う税理士さんはインストール型を利用することが多いと聞きましたが、わたくしどもレベルの小さなガイドハウスではクラウド型でまったく問題ありません。
料金プランは
セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン | |
弥生青色オンライン | 8,800円 | 13,800円 | 24,000円 |
弥生青色申告23 | 12,000円 | 18,900円 | 24,000円 |
新しく契約をする人は弥生青色オンラインがキャンペーンで、
- セルフプラン/初年度無料
- ベーシックプラン/6,900円/年
で利用できるみたいなので、速攻導入してください!
投資するだけの価値があります!マジで!時間を無駄にしないで!
さてさて、サクッと弥生会計と契約したらさっそく本番。
弥生会計を契約する前のお会計の流れは
レジ打ちが複雑でミスが発生したり、お会計に列ができて追い込まれてのミスが発生
といった流れだったかと思います。
これが弥生会計に連携させると、どのように変化するのでしょうか!?
弥生会計にPOSレジを連携する
弥生会計にはPOSレジであるエアレジを連携することができます!
エアレジに感動した記事はこちら ↓
#010 【POSレジは冗談抜きに超便利!】クラウド会計ソフトと連動したら作業時間が大幅削減!エアレジのお申込みはこちらから ↓
弥生会計とエアレジをスマート連携という機能で連携させるとあら不思議
お会計の売上情報はすべて弥生会計に自動で抽出されていきます!
自動です、完全に自動です
となるとレジ打ちさえ間違えなければ基本的にやることはありません。
弥生会計に自動で入力された売上情報を確認し、必要であれば多少仕分けを修正して確定させていけばいいだけです。
この仕分けも弥生会計がどんどん学習してくれるので、ほぼいじる必要のない仕分け情報が自動抽出され、仕分けはほぼほぼ終わっています。
なんて楽なのでしょう。
最高です
続きましてお金の出入りがある銀行口座の連携に移ります!
弥生会計に銀行口座を連携する
かのあのメインバンクはネット銀行に移行しました。
振込手続きが簡単、振込手数料が安いと地方銀行を利用する理由を見つけることができないわたくしには無くてはならない存在です。
ネット銀行の開設までの奮闘記はこちら ↓
#004 振込にかける時間を削減!加えて振込手数料最安値を探せ!ネット銀行の破壊力はこの弥生会計との連動でさらに加速していきます。
入金、振込、といった情報は弥生会計と連携することですべて弥生会計に自動抽出されていきます。
入金は毎月複数件発生しますし、出金も毎月複数件行います。
何にいくら使った、何のお金が入ってきた、というお金の動きを覚えておかなければ、といった必要が全くなくなりました!
なぜなら自動で弥生会計に情報がすべて集まってくるからです。
しかも間違えないで正確に、です
もちろんメインバンクのネット銀行だけではなく、苦労に苦労を重ねた地方銀行のネットバンキングもゆうちょ銀行のネットバンキングも連携済みで、すべての銀行でのお金の動きがすべて自動で入力されるようにしています。
転職当初、弥生会計とネット銀行の連携が行われていなかった数か月の情報は気合で手入力しましたが、結構絶望的にしんどい作業でした。
おそらくわたくしは同じことをもう二度と行う気力は湧かないでしょう。
なぜなら自動化の楽さを知ってしまったからです。
必ず導入しましょう、必ず
数字をパソコンに入力する時間なんてなんの生産性もありません。
すぐです、すぐ!導入してって!
お金の動きはまだあります。
現金での支払いも弥生会計に連携です。
弥生会計のスマート取引の弥生レシート
いまだに現金での支払いを行う場面があります。
もちろん現金で支払ったら自動的に弥生会計が抽出してくれる、といった魔法のようなことはありません。
しかし、現金で支払った際にもらうレシートや領収書を利用して半自動化にすることができます。
弥生会計には、レシートをスキャンで読み込み、デジタルデータに変換して日付や金額を認識して自動入力するという「弥生レシート」という機能があります。
キーボードをたたく必要性が一切ないんですね。
これはぜひとも利用したいと思い、スキャンする機器の購入を検討しましたが結構いい値段です。
費用対効果で考えればもしかしたら回収できるかもしれませんが、そこまでレシートのスキャンが山のように発生するような規模の職場でもありません。
そんな中調べを進めていくとスマホで写真で読み込むことで同様のことを行える機能が弥生会計には備わっていることを突き止めました! ↓
これで初期投資は必要なしで弥生レシートを使うことができます。
スマホ版では一度に10枚のレシートの写真を同時にアップすることができます。
山ほどレシートを溜めると少しめんどくさいですので、買い物をしたらその都度レシートを読み込みをアップするようにしました。
経理の毎日ルーティンを構築したときの記事はこちら ↓
#036 【もう嫌だ】毎日レシートと格闘中!経理処理のルーティーンを探せ!正直なところレシート取込の文字認識の精度は正直なところそこまで高くはありません(なぜレシートはフォーマットが統一されてないんだろう?)。
が、それでも7割程度は自動で認識することができるのではないか、いうのが実感値です。
この精度もこれからどんどん上がっていくのではないか?と思うのでまったく問題ありません。
これで現金での支払いに関しても恐れるに足らない存在となりました。
しかし、ここで気づいてしまったのです。
「現金でのやり取り自体を減らしたらよくね?」
となると、仕入れや消耗品の購入は基本的にすべてクレジットカード決済で購入してしまえばレシートを読み込む手間すら一切必要なくなります。
ということで最後の仕上げは、かのあ用のビジネスクレジットカードの作成です!
弥生会計にクレジットカードを連携する
作成したビジネスクレジットカードを弥生会計と連携させてしまえば、購入した情報はすべて自動で弥生会計に入っていくことになります。
ただ残念なことに本来は弥生会計にクレジットカード自体を連携登録をしたら自動で情報を吸い上げることができるはずなのですが、いまいちうまく連携ができませんでした。
あれやこれや試しましたがダメでした。
仕方がないので現在は、クレジットカード会社のサイトから明細データをCSVで吸い出し、それを弥生会計にぶち込む、という形で情報を入れています。
とはいえ正確なクレジットカードでの買い物情報が半自動で入るので不満はなしです!
月に1回クレジットカード情報が確定した段階でCSVデータを吸い出し、それを弥生会計にぶち込むという作業をしています。
これでほぼ完全にすべてのお金の情報が弥生会計に集まることになりました。
ほら、もう導入する以外ないっしょ!
今回の結果
時間にしたらどれぐらいの作業時間を削減することができたのか正直わかりません。
弥生会計と銀行口座とクレジットカードを連携する前に気合で手入力した数か月分の情報にかけた時間やレシートを手入力した時間を思い返すと年間数十時間を削減することに成功したのではないでしょうか。
この連携作業を終えたことでポチポチパソコンに手入力するという時間は限りなくゼロです。
そして、収支がタイムリーに記録されることで、まさに「いま」の経営状況を逐一把握することができるようになりました。
「いま」を数字で把握することができることで、
- 補助金の対象になるのか?というのもササっと調べることができる
- 新しく投資に資金をぶち込むとき、数字で現状を理解できていればブレーキをいつでも踏み込める
このように便利なものはどんどん導入していくと仕事の質が変わってきますね。
デジタルトランスフォーメーションというのも耳にしますが、あまりまだ勉強できていないので探求していきたいと思い始めています。
今回の学び
ネット銀行を開設したときの苦労も、すべてはここに来るために必要だった試練だったようです。
もろもろの苦労話はこちら ↓
#004 振込にかける時間を削減!加えて振込手数料最安値を探せ! #020 【一度やったら終わり!】定期的な支払いは口座振替とクレジットカード決済で手間を無くせ! #049 銀行口座の役割分担!出入金をキレイに整理整頓だ!結構絶望的でくじけそうになったあの日々が楽をするこのためにあったと思えるとなんだか感慨深いです。
苦しんだ甲斐がありました。
なんども申し上げていますが、すべての事業者が絶対に導入するべき案件です。
私たちはお金を数えるために存在しているわけではありません
お金なんて機械に数えてもらえばいいんです。
そんなどうでもいいことはどんどんテクノロジーに任せてしまって私たちにしかできないことに集中しましょう!!
ほんとうにしんどかった体験があるから、この文章を書く手が止まりませんでしたw
絶対導入したほうがいいって!マジで!